※イノベーションサークル「Japan Forest 2050」の活動内容はこちら
【オープンイベント】
TMIPのイノベーションサークルである「Japan Forest 2050」主催
の第4回『日本の森林・林業の未来を描く~-Japan Forest 2050-』を開催いたします。
今後の日本が目指すべき未来として、気候変動対応や生物多様性保全、地方創生といった方向性が示されていますが、その中で国土の7割を占める森林に期待される役割は非常に大きいと考えます。すでに米国やオーストラリアなどの森林にはESG投資マネーが向かっています。
しかし、日本林業は長期間に渡って産業として十分に発展できなかった経緯があり、諸外国と比較しても、サプライチェーンの脆弱性、生産性の低迷、補助金依存などの課題を抱え、未だにそれらの構造的問題を解決できていない状況にあります。わが国でも「森林・林業のあるべき姿」を描き、将来どこへ向かうのかについてコンセンサスが得られるならば、ESG投資を呼び込み商業的メリットを生み出すとともに気候変動や生物多様性にもポジティブな社会価値を生み出すことが可能と考えます。
2021年11月、デロイト トーマツ有志メンバーが中心となり、「2050年の日本の森林・林業ビジョン構築」及び「ビジョン実現に向け、バックキャスティング思考で林業の再生と、それを通じた新たな事業創出を図ること」を目標に「Japan Forest 2050」を立ち上げ、2022年1月からイノベーションサークルとして活動してきました。昨年は、明日の日本と、日本の森林・林業について高い志をもつ有志メンバーを募り、ビジョン構築を進め、参画企業様との事業創出を検討してまいりました。
林業ビジョン『Japan Forest 2050 Ver.1.0』を公開|Deloitte Tohmatsu Science & Technology|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
本イベントでは、前回第三回のイベントにおいて言及した「日本の森林への投資実現」及び、「小規模分散する林業地の集約化」の2テーマを重点的に取り上げて議論を深めたいと考えています。
これら2テーマについては、TMIPコミュニティの参加者メンバーにご発表いただくとともに、今後より活発な議論を行うべく、別途ワーキンググループを立ち上げて詳細な議論も進めていきたいと考えていますので、これらのテーマに興味のある方は是非奮ってご参加ください。
▼イベント概要▼
日時 : 6月26日(月)15:00~17:00(開場:14:30)※懇親会:17:00~18:30
開催方法 :
①会場参加 : EGG(東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10F)
②オンライン : Zoom( (参加希望の皆さまには事前にURLをご案内いたします)
お申込み期限 : 6月21日(水)18:00まで(オンラインは直前まで)
※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
●当日のプログラム・登壇者
・開会挨拶
(有限責任監査法人トーマツ 北爪 雅彦)
・林業ビジョン『JapanForest2050』推進のためのWG発足について
(有限責任監査法人トーマツ 鈴木 秀明)
・事例紹介:白鷹町連携協定について
(白鷹町役場 農林課 林政係 係長 村上 博之)
・森林ファンド構想と⽇本経済の林業への期待
(アドバンテッジパートナーズ ディレクター 正村 祐介)
・林地購入・土地集約プロセスについて
(レック株式会社 代表取締役 坂口 浩太郎)
・閉会挨拶、参加者の皆様へのメッセージ
(有限責任監査法人トーマツ 北爪 雅彦)
▼詳細&お申込み▼
詳しくはこちらをご覧ください。
お申込み締切 : 6月21日(水)18:00 (オンラインは直前まで)
TMIPのイベント・活動にご興味ある方はTMIP事務局(info@www.tmip.jp)までお問い合わせください。